ボランティア
まこちゃんの気持ち 〜繋ごう小さな助け合い〜
まこちゃんの気持ち。開設にあたっての院長の思い。
私には小さな妹がいました。
10歳も離れていたため、小さな妹をお風呂に入れたり勉強を見てあげたりと、お世話をしました。
妹が高校3年の時に母が他界し、私たち姉妹の絆は強くなりました。
そして、小さな妹は、私と同じ医師の道に進みました。
成長した妹は頼もしい存在となり、新型インフルエンザが流行した時は、東京の勤務先から、当時不足していた検査キットを調達してくれ、このあかさかクリニックに送ってくれました。
その検査キットのおかげで、当院の患者さんは途切れることなく検査を受けることができました。
しかし、10年前、妹は突然帰らぬ人となってしまいました。
この時の衝撃を私は忘れられず、今でも涙が出ます。
妹は患者さんに優しく、とても思いやりのある医師でした。
私は姉として妹の思いを叶えてあげたいとずっと思っていました。
困っている人を助けてあげたいという妹の思いを。
しかし、私自身も立ち直るのに時間がかかりました。ずいぶん遅くなってしまいましたが、妹の思いを私は伝えていきたいです。
小さな妹の小さな気持ち。
まこちゃんの気持ち。をクリニックで立ち上げ、小さな善意の輪を広げたいと考えました。
同じように、大変な思いをされている方はたくさんいらっしゃると思います。
本当は、寄り添って手助けをさせていただきたいですが、診療があり今はそれはできません。
また、私の力では大きなことをすることはできません。
でも何かをしなければ、何も始まらないのです。
ですから、まずは寄付をさせていただくことからスタートしたいと思います。
少額の寄付ですが、どなたでもお渡しいたします。赤ちゃんのミルクやおむつ、お子さんのおやつ代、大切な人にプレゼントしたい、お墓にお花をお供えしたい、修学旅行のお小遣いが足りないなど、少しはお役に立てるかと思います。
お一人3000円、ギフトカードを毎月10名までですが、困っていらっしゃる方にまこちゃんの気持ちをご寄付させていただきたいと思います。
どうしても困った時、まこちゃんを思い出して下さい。
寄付の受け取り方
受付の掲示板にまこちゃんの気持ちカードがあります。
(ない場合は今月分は終了しております。)
そのカードを持って受付に出して下さい。寄付を希望される理由などの申告は無用です。また、個人、団体でも寄付を受け取れます。
受付で、寄付の受け取りの用紙をご記入いただき、お名前と日にちをご記入下さい。その後ギフトカードをお渡しします。ルールとして必ず受け取りの用紙は記入していただきます。特に名前の公表などはしません。
また、この活動にご理解いただけてご寄付いただける方は募金箱を設置しますのでご協力下さい。 寄付はまた、困っていらっしゃる方に全てお送りし、助け合いの輪を広げていきます。 活動についても報告していく予定です。 この活動は個人の善意で行なっています。どうぞ、まこちゃんの気持ちが末長く続き、皆様のお力になれるようによろしくお願い申し上げます。